バックテストの流れ


基本設定

バックテストを行うための基本的な設定を行います。

1.メタトレーダー種別とバックテストモードの選択

バックテストを行うメタトレーダー種別(MT4 or MT5)とバックテストモード(通常モード or 最適化モード)の組み合わせを選択します。

※組み合わせによってバックテスト内容の設定項目が違います。


通常モード :

EAや通貨ペア、期間など様々なテストパターンを設定して、バックテストを実施するモード

パターン例 EA 通貨ペア 期間 モデル
パターン➀ Moving Average USDJPY M5 全ティック
パターン➁ Moving Average EURJPY M30 全ティック
パターン➂ MACD USDJPY H1 始値のみ 
パターン➃ RSI GBPJPY H1 全ティック

最適化モード:

EAや通貨ペア、期間など1つのテストパターンに対して、EAパラメーターの最適化のバックテストを実施するモード

パターン例 EA 通貨ペア 期間 パラメーター
損切り幅 利確幅
パターン➀ Moving Average USDJPY M5 10pips 10pips
パターン➁ 10pips 15pips
パターン➂ 15pips 10pips
パターン➃ 15pips 15pips

2.メタトレーダー情報の設定

バックテストを取得するために、次の3つのメタトレーダー情報を設定します。

  • メタトレーダー名
  • メタトレーダーパス
  • データフォルダパス

➀「自動取得」ボタンをクリックと、デフォルトの場所に保存されたメタトレーダー情報を自動で取得します。

※チェックが入っているメタトレーダーを使用してバックテストを取得します。

➁一覧に表示されない場合、または任意のメタトレーダー情報を追加したい場合は「追加」ボタンをクリックし、メタトレーダー情報を追加します。

➂メタトレーダー名をダブルクリックすることで、メタトレーダー情報を編集できます。

※同じ情報は設定できません。

3.通貨ペアの設定

テスト設定のプルダウンに表示する通貨ペアを設定します。

➀「自動取得」ボタンをクリックすると、指定したメタトレーダーから通貨ペア情報を自動で取得します。

※取得先のメタトレーダーの気配値一覧に表示されたもののみ取得します。

※ブローカーごとに通貨ペアの表記が異なるため、指定した通貨ペア名がない場合は正常にバックテストを取得できないので、ご注意ください。

➁一覧に通貨ペアが表示されない場合・任意の通貨ペアを追加したい場合は「追加」ボタンをクリックすることで、枠が追加されるので、入力してください。

➂通貨ペア名をダブルクリックすることで、編集できます。


テスト設定

【通常モード】

【最適化モード】


1.取得したいテスト内容を設定

➀通常モードの設定

「テスト設定」タブの、「各種設定」からバックテストを取得したい内容を設定し、「追加」ボタンから追加してください。

※設定項目は、MT4・MT5での内容と同じとなっています。

1.EAとsetファイルは「選択」ボタンから、ファイルを選べるようになっています。
2.「基本設定」で設定した「メタトレーダー」名をプルダウンから選択することで、対象のデータフォルダを開くようになっています。
3.setファイルはアプリケーションからは出力できないため、MT4・MT5それぞれから設定し、保存したうえで選択してください。
※バックテスト用のsetファイルは以下の画像の手順に従って保存してください。

4.レポート名は、EAと通貨ペアを選択すると自動で設定されます。(変更可、重複不可)
5.一覧には追加したバックテストのレポート名が表示されます。
6.レポート名をダブルクリックすると、各種設定に反映されます。
7.「保存ボタン」をクリックすると、一覧の選択中の行に反映されます。

➁最適化モードの設定

「各種設定」の設定項目は通常モードと同様です。

setファイルを選択後、「setファイル読み込み」ボタンを押し、パラメーターを設定してください。

※MT4・MT5でのパラメーターの設定方法と同様となっています。

2.レポート保存先の設定

出力したレポートの保存先を設定します。

※デフォルトでは「C:\Users\〇〇〇\AppData\Roaming\AutoChibackoTest\BackTest」になっています。


バックテストの実行

1.バックテストの実行

「基本設定」・「テスト設定」の設定後、「テスト実行」、「新規でテストを実行」の順にクリックすることで、バックテストが実行されます。(実行を開始するとボタンはクリックできなくなります。)
実行後はバックテストが終了するまで待機します。

2.バックテスト結果の確認

レポートファイルは、リアルタイムで保存され、結果の詳細を「結果一覧」から確認できます。

3.バックテストの中止

バックテスト実行中に中止をしたい場合は、「テスト中止」をクリックし中止をしてください。

中止方法は次の2つから選べます。

進行中のテストが終わり次第中止:

現在進行中のバックテストが終わり次第中止します。


進行中のテストを含めて強制中止:

現在進行中のバックテストを含めて強制的に中止します。


4.バックテストの再開(途中から再開)

バックテスト中止後、途中のテストから再開したい場合は、「テスト実行」、「前回の途中からテストを実行」の順にクリックしてください。

※中止を行った場合は、残りのテスト情報が残るため、テストの設定は編集できません。新規でテストの設定をしたい場合は、「残テスト情報をクリア」をクリックしてください。


以上がバックテストの基本的な流れになります。